|
上州漁協が平成17年の放流に使用する予定額は3,852万円と大金です。
しかし、金額だけだとあまり実感がないので、代表的な魚種であるアユについて、昨年の実績を参考にして放流尾数に換算してみます。
これで、放流量が少ないかどうか、判断して下さい。
(1)アユ放流量の尾数換算
平成16年の実績を参考にすると
・アユ稚魚1kgあたり単価 3,500円
・アユ稚魚1尾あたりの平均体重は約9gですから、アユ稚魚1kgを尾数に換算すると111尾となり、
上州漁協のアユ購入予算2,000万円で購入できるアユ稚魚は63万4千尾となります。
(2)釣り人1人あたりの放流尾数
・平成16年のアユ日釣り券購入者は「1,562人」
・全魚年券(アユ又は渓流魚券の設定がありません)購入者は「4,157人」ですが、渓流釣りしかしない人も
いるので、アユ釣りは平均4回釣りに行ったと仮定すると「延べ16,628人」となります。
・従って、年間の「アユの釣りを楽しむ人は 延べ18,190人」と仮定します。
・上州漁協管内でアユ釣りを楽しむ釣り人1人あたりの放流尾数は
アユ稚魚放流尾数63万4千尾÷アユ釣り延べ人員18,190人=34.9尾/釣り人
上州漁協管内の河川では、平成17年、予想されるアユの釣り人1人あたり約35尾のアユ稚魚を放流します。
このアユ稚魚の放流尾数は少ないですか?
以前の河川のように、冷水病の影響とカワウの食害がないなら、この放流量はそれなりに評価してもらっても
良いものだと思いますし、事実、以前はだいたい同じ放流規模で、上州漁協の河川ではアユが釣れていました。
|