上州漁協の放流計画が決定となりました

平成16年の上州漁協総代会が次の通り開催され、増殖放流予算や釣り場管理に関する方針が決定となりました。

ここ数年続いている冷水病とカワウの食害によるアユ不振が昨年も同様な状況であったことから遊漁券の売り上げが大きく減少しました。しかし、増殖放流は総会で決定した放流計画に従い実施したことから、平成15年度の決算は365万円の赤字となりました。

平成16年の放流については、組合運営のみを考えれば、昨年の(減少した)遊漁券売り上げ実績を基本に放流予算を作成すべきです。しかし、今年もアユ冷水病の発生がまた心配されるとの理由で、漁場運営の中心となるアユについて放流量を大きく減少させれば、アユ釣り愛好者の「上州漁協離れ」につながることから、「冷水病に感染していない種苗の放流」など冷水病体策を徹底することを前提に、前年に近い放流予算が承認となりました。

このようにアユ放流予算をがんばれるのは、以前に積み立てた放流資金である804万円が残されている今年限りでしょうから、なんとしても「無事な今年のアユ生育と例年並みの遊漁券売り上げ」が望まれるところです。

しかし、ワクチンなど冷水病に対する根本的な対応策が実用化されていないことから、冷水病対策については「保菌していないアユ種苗の放流」が基本的な方法となり、前年と同様な状況であることから、「冷水病の発生」→「遊漁券売り上げ減少」→「放流資金の減少」→「放流量の減少」とマイナスの連鎖が発生も心配されますが、ともかく上州漁協としては全力を挙げ、健全なアユ種苗を放流していきます。

なお、管内河川の最下流部で試験的な実施を計画していた「琵琶湖産アユ種苗の放流」ですが、コイヘルペスが全国的に発生したため、アユ種苗、運搬車や積載した水によるコイヘルペスの感染の可能性が生じたので、当分の期間、保留とすることとなりました。

1 開催日時 平成16年1月18日(日)
       午前10時〜午後1時

2 開催場所 高崎市東町80−1
       高崎労使会館 大会議室

3 出席者 総代100名、理事18名、監事2名

4 承認又は議決となった事項とその概要

(1)第1号議案 平成15年度増殖事業報告(放流魚購入経費)
   ・ア ユ  稚魚5,913kg(2,059万円)
   ・ヤマメ  成魚4,500kg、稚魚11万8千尾、発眼卵6万粒(763万円)
   ・ニジマス 成魚11,680kg(623万円)
   ・コ イ  成魚2,065kg、ウナギ 稚魚165kg、ワカサギ2,000万粒

(2)第2号議案 平成15年度決算報告及び監査報告
  ・ 収入6,110万円 − 支出6,475万円 =欠損365万円

(3)第3号議案 平成16年度増殖事業計画(放流魚購入予算)
   ・アユ 1,995万円
   ・ヤマメ  800万円
   ・ニジマス 500万円
   ・その他  444万円

(4)第4号議案 平成16年度入漁料承認の件(変更なし)

(5)第5号議案 平成16年度予算
   ・収入予算7,421万円 − 支出予算7,421万円 =0

(6)第6号議案 平成16年度漁場管理計画(変更なし)

(7)第7号議案 平成16年度監視計画(変更なし)

(8)第8号議案 渉外問題等報告並びに対策

(9)第9号議案 組合員の除名について
   賦課金の納入を3年以上怠った組合員について、定款に定める手続きに従い除名措置の実施を決定。


−−−−− 上州漁協 松井田支部 総代 柳澤政之 −−−−−