上州漁協のアユ解禁状況

上州漁協のアユ解禁

平成16年6月5日(土)に上州漁協のアユシ−ズンが開幕しました。

上州漁協管内の烏川・碓氷川・鏑川では、以前は6月の第3週頃に、試し釣りをした結果でアユ解禁日を決めていました。
しかし、ワクチンなど根治的な冷水病対策ができないことから、冷水病の症状が発症し、アユが死んだり、流下してしまう前に解禁をして、釣ってもらおうと上州漁協では昨年から解禁を6月上旬に変更しています。

解禁が早くなったのですから、釣れるアユも十分に大きくは育っていません。
でも、多くの漁協組合員が出て、運搬や河原での大変な放流作業の結果、河川へ放流することができたアユが釣られる前に、流れからいなくなってしまうことが最も「もったいない」ことだと思います。

今年の解禁状況

群馬県内では6月1日の吾妻川下流域に続く解禁なので、烏川・碓氷川・鏑川の3河川とも大勢の友釣りファンが6時には流れに竿を出していました。

しかし、ここ10年来の冷水病によるアユ不調で、若い釣り人・新たな釣り人が友釣りを始めていない影響なのでしょうか、以前の「竿が触れるような狭い間隔」ではなく、それなりに落ち着いて釣りをできる状況でした。

解禁日の釣果

6月5日の釣果は、監視で廻りながら現地で確認した範囲では「15cm〜18cmのアユを、平均的な人で15尾〜20尾程度、良い人で30尾を超える」程々の成果でした。

釣り人の皆さんは「魚が小振りだよ」「もうちょっと型が良いとおもしろいのだが」とか言いながらも、楽しそうに川辺で時間を過ごしていました。
他の上州漁協の役員からは、良い場所に入ったごく一部の釣り人ですが、碓氷川で松井田中易オトリ店前や横川中木橋下で60尾超えた釣果があった、烏川の相川橋近くで50尾前後とか良い情報もあります。

しかし、碓氷川と鏑川の下流は芳しくない様子も聞こえてきています。
人工産アユ種苗が放流の主体になってからの傾向ですが、入川場所によるムラが大きくなっています。
冷水病流行の前に放流していた琵琶湖産アユ種苗は、放流後、遡上しながら分散していたのですが、人工産アユ種苗は遡上する傾向が弱いのか、放流地点からあまり移動せず、しかも群れている状況があるようです。

なお、いまのところ上州漁協管内の河川では冷水病の症状が発生したアユはまったく確認されていませんので、このまま成育して欲しいものです。


−−−−− 上州漁協 松井田支部 総代 柳澤政之 −−−−−