神戸

Vol.14

「滋賀県の今津浜でログハウス作りがあるんやけど、手伝ってもらえんやろか?」
「うん、丁度暇やで、いいよ」
そんなわけで、神戸の前田さんと基礎工事に取り掛かりました。

前田さんとは、神戸震災後からの付き合いですから8年になります。
チョット三国連太郎に似ています。

震災の惨状を目の当たりにして、神戸に支店を作りました。
支店といってもアパートを一部屋借りただけでしたが・・・。
仕事は限りなくありましたが、やっぱり復興でした。
仕事をどんなにしても利益にはなりません。
そして、1年8ヶ月で単身赴任を切り上げました。

管理人tomomi さんが話し掛けてきました。
「来週の土曜,神戸ルミナリエに行ってきます」
「そう、すごくいいよ!」
震災の年の身の切るような寒さの中、ルミナリエは人々に希望を与えました。
遠近法で計算された光のアーチは限りなく続きます。
「こんなもん見られて、本当に生きてて良かった、がんばろ、がんばろ!」
そこら中で嗚咽とこの会話が聞こえます。
私も涙が止まらず、顔中べたべたにして歩いたのを思い出します。
明かりが、こんなにも人に感動を与えるものであることを知りました。
「それは楽しみ!」

神戸は馴染み深い町になりました。
そして少しミーハーですが、港町が持つカッコ良さが好きです。

話しは変わりますが、今の現場の前の今津浜です。
カヌーにはもってこいの場所です。
来年の夏のキャンプ会場になります。

 


こらむトップへ