仕事の恩恵

Vol.22

今津浜「加藤邸」のログハウスが完成しました。
去年の暮れから、雪にたたられながらの作業でした。
初日の荷降ろしも、最終の整地も、雪どけが取っ掛かりの仕事でした。
「昨日だと雪がもっと残ってて出来なかったね、今日でよかったね」
「そうやネ、本当にご苦労様でした!」
前田さんは神戸に、私は岐阜へと戻ります。

三ヶ月間に工事はまたがりますが、実質は一月強というところでしょう。
往復4時間の通いは結構こたえたはずですが、さほど苦痛でなかったように思います。
「なんなんだろう?」
神戸の前田さんと久しぶりに一緒に仕事が出来た事や
剱さん、上村君と一緒に仕事が出来た事はもちろんですが、
今津浜がなかなかいい所だったからのように思います。
「望雁」のご夫婦も、この場所が気に入っての移住です。

「今津浜のどこがいいのだろう?」

何百羽の鴨がのんびり湖面に漂い揺れる暖かい日、
朝日にキラキラ反射する湖面、
夕日に赤く染まる水面と山々、
降りしきる雪にかすむ湖面とどんどん積もる浜辺、
自然はその時々に表情を変えます。

頑固な「望雁」のマスター、愛想無しの民宿「吉平」の若主人も
もちろん好印象のプラスの要素です。

いつも、こんな風に気持ち良く終れるわけではありません。
でも私の仕事は、どうであれ区切りをつけて次に向かうことが出来ます。

そして、こんな風に好きな場所が増えることもあります。



 

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